パッケージ
写真で一言、ならば「ヒロシです。。」としたくなる所です。
なかなかダークサイドなパッケージ。地下室で、命に関わる成分をぐつぐつと煮詰めていそうな雰囲気です。この画像は明るさを調整してるので、直接に見るともっと暗いです(笑)
あまりの黒さに、逆に売り場で異様に目立ちます。生麺のパッケージって、赤や黄色の暖色が多いので、ものすごーく異彩を放っていました。クール過ぎ。
ヒロシではなく、てつやです。。カリスマ感がありますね。
チルド生麺に特化した老舗の製麺会社、菊水さんの 名店シリーズ (?) のひとつです。2食入り、小売り価格で400円ほど。
店舗
お店の公式ページは こちら 。店舗一覧は こちら です。背脂のせのせ系の先駆者として有名で、深みのあるとんこつスープがベースのようです。札幌に6つの店舗。北海道以外では東京・高円寺だけに店舗があるのですね。
買ってきてから調べたら、じつは醤油ラーメンが代表メニューのようです(笑)。そんなこと言われても、味噌と醤油が並んでたらば、悩まずに味噌いくのが僕なので、、なんだとー! な感が。
でもお店では、醤油も味噌も同じくらいに数が出ているようです。なんと。お店では、森住製麺さんの麺を使用しているようで。黄色いちぢれ麺、ぷりぷりしたアレですね。サッポロラーメンに良く使われるアレですね。
調理
菊水さんが誇る? 黄色いぷりぷりんな麺です。1分半から2分ほど茹でるべし、と書いてます。細めなためか短め。スープは銀色の袋に入っており。汁の袋はこれ一つです。
スープが濃厚な気配がしたので、野菜(もやし・キャベツ・ねぎ)を炒め、あらかじめさっと絡めておきました。野菜の旨みを少しスープに出しつつ、野菜にも風味を付けたくなって。煮卵と、あぶった焼き豚、刻みネギを乗せて完成です。
実食
たぶん店のスープに比べると、濃厚さはライトなのかなーと思います。背脂感はあんまり無いです。上にチャッチャするのは再現できませんよね。なのですが、このスープは不思議な感覚の美味しさがあり、なかなか癖になる感じです。
まろやかなトンコツ白湯に、にんにくと豚の脂の風味があります。この風味&スパイス感が、スープ内のあちこちに散りばめられている感じです。味の粒が完全には溶けずに、細かい味の粒子として漂っている感覚。
確かにこのようなスープならば、味噌・醤油・塩、どの方向でも成立しそうです。チルドなのにこの出来ならば、お店のスープでは相当に期待できそうです。
まとめ
濃厚な味噌スープはやみつき感があって良いのですが、そのため思いの外、野菜などの具は少なめにしたほうが楽しめそうでした。つまりは、具と一緒に味噌をがっつり感じるには、ややパンチが足りない感です。
湯量は270mlと書いてますが、もっと湯は減らした方が良さそうです。チャーシューはぜひ乗せましょう。できれば、もろもろ焦がして。めっちゃ合います。
黄色い麺ですが、やや細いのにぷりぷりが強く、スープとあんまり絡みません。菊水さんのシリーズはどれも高レベルですが、おおむね上のような感想になります。うまいけどバランスが、、みたいな。これならば麺はもっと太めが良さそうで、なんならストレート麺が良いのかな? と思います。
でもでも、このスープは本当に面白い味なので、見かけたら一度食べてみてください。高円寺店は、僕もいずれ行ってみようかと。そう思わせるだけのパワーが、この製品には有ったわけですね。ごちそうさまでした。てつやです。。
↓カップ麺もあるのですね。ただしこれ、醤油なのでご注意を。